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コラムリフォームの豆知識

2020.08.26

浴室乾燥機が必要か確認!3つのメリットと設置費用・電気代のまとめ

天気が悪いと洗濯ものが乾かなくて大変だよね…浴室乾燥機があると良いのかな?
浴室乾燥機は便利らしいけれど、電気代もかかりそうだし不安

浴室乾燥機については、コストやメンテナンス方法もしっかりと理解した上で必要かどうかを判断するのが良いでしょう。

 

浴室乾燥機は、天気に関係なく洗濯物を乾かすことができ、浴室のカビを抑制する効果もあります。一方で設置費用と毎月の電気代というコストもかかります。

 

そのため、あなたのご自宅に浴室乾燥機が必要かどうかを判断するためには、利便性から費用まで網羅的に知識を得るべきなのです。

 

そこで、今回の記事では
  • ・浴室乾燥機が解決する暮らしの悩み3選
  • ・浴室乾燥機にかかる費用
  • ・浴室乾燥機の使い方とメンテナンス

 

について紹介していきます。

 

この記事を読み、浴室乾燥機があなたの暮らしを快適にしてくれるかどうかじっくりと考えてみてください。

 

浴室乾燥機が解決する暮らしの悩み3選

それでは早速、浴室乾燥機がいかに便利なものかについて確認していきましょう。ここでは浴室乾燥機が解決する暮らしの悩みを3つ紹介します。

 

悪天候でも洗濯物をしっかりと乾かす

梅雨や冬は洗濯物を乾かすのに苦労するでしょう。中には、雨の日は家族の洗濯物をコインランドリーで乾かしている人もいます。

 

しかし浴室乾燥機があると天気に関係なく、洗濯物を乾かすことができます!

 

また湿度の高い日でも洗濯物をしっかりと乾かせるので、生乾きの臭いを防ぐ効果もあります。

 

晴れた日は外で乾かして、雨の日は浴室乾燥機で乾かすという使い分けができるのが便利ね。
浴室のカビを抑制

浴室乾燥機は浴室で洗濯物を乾燥させます。そのため浴室自体を乾燥させる効果があり、カビ予防効果もあるのです。

 

浴室の定期的な掃除の手間を減らす意味でも浴室乾燥機は便利です。

 

冬の浴室の寒さを軽減

多くの浴室乾燥機には、浴室暖房の機能もついています。そのため冬場、入浴する前に浴室を暖めておくことでヒートショックを防ぐことができます。

 

高齢者のいる家庭にも浴室乾燥機はおすすめなんですね。

 

このように浴室乾燥機は洗濯物を乾かすだけでなく、清掃の手間の軽減・浴室暖房の機能もあるため、様々な家庭に合わせた使い方ができます。続いては、気になる費用について確認してみましょう。

浴室乾燥機にかかる費用

浴室乾燥機には主に以下の費用が発生します。

 

浴室乾燥機にかかる費用
  • ・設置費用
  • ・毎月の電気代

 

つまり浴室乾燥機のコスト面について検討する際は、初期費用としてかかる設置費用のみならず、毎月発生する電気代までふまえて考える必要があります。

 

以下ではそれぞれの費用について詳しく解説していきます。

 

設置費用

はじめに浴室乾燥機の設置費用について確認してみましょう。設置する場合、住宅を建てるときにあらかじめ設置するパターンと、既存の住宅の換気扇を浴室乾燥機に変更する後付け設置のパターンがあります。

 

そして、それぞれ以下のような費用がかかります。

 

浴室乾燥機の設置費用
新築時に設置 追加で5万円程度
後付け設置 20万円前後

 

やはりどうしても後付け設置の方が設置費用は高くなりますね。そのため浴室乾燥機を使う予定があるならば、はじめの段階から設置しておきましょう。

 

ランニングコスト

設置費用を紹介したところで、続いては浴室乾燥機の毎月の電気代つまりランニングコストについて紹介していきます。

 

以下の表では、浴室乾燥機を乾燥に利用した場合の電気代の目安です。

 

浴室乾燥機の電気代の目安
3時間 1300w~1400w 130円~140円

 

単純計算で、毎日3時間浴室乾燥機を利用すると、月間で電気代は約4,000円になります。こう考えると、電気代が少し高いと感じますね。

 

浴室乾燥機の電気代をおさえるためには、以下のような工夫が効果的です。

 

浴室乾燥機の電気代をおさえる工夫
  • ・部屋干しと組み合わせて乾燥時間を短くする
  • ・浴槽にお湯のない状態で浴室乾燥機を使う
  • ・電力プランに応じて、電気代の安い時間帯に利用する

 

こうした工夫と組み合わせることで浴室乾燥機のランニングコストをおさえることができます。

 

浴室乾燥機はあると便利

浴室乾燥機は当然ながら使用しなければ特別なランニングコストは発生しません。そのため、あなたの生活に応じて利用できるので設置費用さえ問題なければ、設置しておいて損はないでしょう。

 

もちろん浴室乾燥機を全く使わない場合の設置は無駄ですが、そうでないのであれば、ランニングコストとのバランスをとりながら、洗濯物の乾燥・浴室のカビ防止・ヒートショック防止に利用することができます。

 

浴室乾燥機の使い方とメンテナンス

浴室乾燥機の機能と費用について紹介しましたが、いかがでしたか?ここからは浴室乾燥機の使い方とメンテナンスについて確認していきます。

 

あなたも浴室乾燥機を使いこなし、毎日の生活を便利にしていきましょう。

 

換気モードと乾燥モードの使い分け

先ほども触れましたが、多くの浴室乾燥機は乾燥モードと換気モードの双方を備えています。そのため洗濯物を乾かすときは乾燥モード、浴室を乾燥させるときは換気モードと切り替えて使っていく必要があります。

 

特に換気モードは電気代も安いので、普段は換気しておき、洗濯物を乾かす場合のみタイマー設定で乾燥させるのがおすすめです。

 

タイマーを設定する習慣をつけることで、乾燥モードの使いっぱなしで電気代が高騰するのを防げます。

 

送風口の近くに厚手の洗濯物を

また浴室乾燥機を利用して洗濯物を乾燥させる場合、送風口の近くに厚手の洗濯物をかけると効率よく乾燥させることができます。

 

ジーンズ、バスタオル、冬物の服などに温風が当たりやすい干し方を工夫してみてください。

 

1か月に1回程度のフィルター掃除

メンテナンスについては、1か月に1回程度のフィルター掃除をしていきましょう。フィルター掃除は以下のように3つの工程にて行います。

 

浴室乾燥機のフィルター掃除

①乾燥機の外側から掃除機で埃を吸う
②カバーを外して、ファンを雑巾で拭く
③薄めた中性洗剤を入れたぬるま湯にフィルターを浸けて、乾かす

 

こうしたメンテナンスを行うことで、浴室乾燥機の乾燥効率が高まり電気代もおさえることができます。

 

まとめ

今回の記事では、浴室乾燥機が必要かどうかを判断するために必要な情報を紹介しました。いかがでしょうか?浴室乾燥機で毎日の暮らしを便利にするイメージは湧きましたか?

 

今回の記事のポイント
  • ・浴室乾燥機は洗濯物の乾燥、浴室カビ防止、ヒートショック防止に使える
  • ・設置費用は後付けで20万円程度、3時間の乾燥で電気代は135円程度
  • ・乾燥モードはタイマー設定して使って無駄な電気代を防ぐ
  • ・1か月に1回のメンテナンスで乾燥効率を維持しよう

 

浴室乾燥機はなくても生活できますが、あると便利です。この記事の内容をふまえて、浴室乾燥機があなたの暮らしを便利にするか検討してみてください。

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