A-LIFE RENOVATION Lab

コラムリフォームの豆知識

2020.11.07

最高の断熱リフォームを実現!外壁・窓・天井・床の断熱で暮らしやすい住宅を

外壁リフォームで断熱効果を高められるって本当?

外断熱とか内断熱とか断熱一つをとっても複雑で難しいわよね。

断熱効果を高めて暮らしを快適にするためには、外壁と合わせて床や天井の断熱効果も高める必要があります。今回の記事では住宅全体の断熱効果を高めるリフォームについて確認していきましょう。

 

住宅の断熱効果を高めることで、冷暖房の費用を削減し、夏も冬もより快適に暮らせるようになります。

 

しかし、外壁のみの断熱効果を高めても天井や床から熱が逃げてしまっては元も子もありません。

 

そこで、今回の記事では
  • ・断熱効果を高める5つのリフォームの解説
  • ・外断熱と内断熱の違い
  • ・外壁断熱を行う際の3つのポイント

 

について解説します。

 

この記事を読むことで、外壁だけにとらわれずに住宅全体で熱を逃がさないようにするリフォームが見えてくるでしょう。

 

あなたのご自宅に合ったリフォームを実現し、毎日の暮らしを快適にするためにも、最後まで読んでみてください。

 

断熱リフォームで自宅を快適にしよう

当然ですが、断熱リフォームは暮らしを快適にするために行います。具体的には、断熱リフォームをすることで以下のメリットが生まれるのです。

 

断熱リフォームのメリット
  • ・外気の影響を受けにくくなるため、光熱費を削減できる
  • ・気温を一定に保ちやすく、暮らしが快適になる
  • ・熱中症やヒートショックを予防できる
  • ・ペットに優しい環境を維持しやすい

 

日本は夏は暑く、冬は寒い国です。そのため住宅の断熱性能が高いと、それだけで様々な恩恵を受けることができるのですね。

 

断熱リフォームを行うことでシンプルに毎日の暮らしが快適になるはずです。

 

代表的な5つの断熱リフォーム

外壁のみをリフォームしても、必ずしも住宅全体の断熱効果が高まるわけでないことは冒頭で述べたとおりです。

 

ここでは、断熱効果を持つ5つのリフォームについてチェックしてみましょう。

 

断熱効果を持つ5つのリフォーム
  • ・外壁の断熱リフォーム
  • ・内壁の断熱リフォーム
  • ・天井の断熱リフォーム
  • ・床の断熱リフォーム
  • ・窓やサッシの断熱リフォーム

 

一口に断熱リフォームといっても、これだけ種類があるのですね。

 

もちろん外壁は外気との接地面積がもっとも広いところなのでリフォームによる断熱効果は高いです。

 

一方で、天井も屋根に対する日差しや雪の影響をよく受ける部分です。また床も地面からの熱や冷えの影響をよく受けます。さらに開口部である窓からも熱はどんどん侵入し、また逃げていきます。

 

このように外壁だけで断熱効果を高めようとしても難しいケースがあるのですね。あなたの住宅の特性に合ったリフォームを組み合わせて、断熱効果を高める必要があります。

 

予算とリフォーム範囲に注意

外壁のみならず、天井や床も含めて総合的なリフォーム計画を立てる必要があります。この点はリフォームの予算とも関係します。

 

なるほど。予算の範囲内で、住宅それぞれに合ったリフォーム計画を立てる必要があるのね。

そうなんです。あなたの住宅に熱や冷えが忍び込みやすいところを重点的にカバーするリフォーム計画を立てていきましょう。

断熱リフォームを施すべき部分に優先順位はあるの?

それぞれの住宅により異なるという前提こそありますが、一般的に熱侵入と熱損失が多いのは、開口部である窓と外壁です。それに続いて、天井・床といった順になります。

外壁だけにこだわって窓のリフォームを見逃してはいけないんですね!

 

外断熱と内断熱の違い

断熱リフォームの種類がわかったところで、続いては、外断熱と内断熱の違いについて確認していきましょう。

 

これらの言葉は、断熱リフォームについて調べている中で耳にしたことのある方も多いでしょう。外断熱と内断熱には以下のような違いがあります。

 

外断熱 建物の柱と仕上材の間に断熱材を設置し、断熱材が建物全体を包み込むような形になる工法。
内断熱 建物の柱と柱の間に断熱材をはめ込んでいく工法。

 

外断熱の方が断熱効果は高い

外断熱と内断熱を比べると、基本的に外断熱の方が断熱効果は高くなります。先ほども記載したとおり、外断熱は非常に気密性の高い工法であるためです。

 

以下では外断熱と内断熱のメリット・デメリットをまとめました。こちらも参考にしてみてください。

 

メリット デメリット
外断熱

・気密性が高く、断熱効果が高い

・省エネ効果が高い

・柱などの構造躯体を保護する効果がある

・外壁が厚くなるため敷地面積が必要

・換気をしないとカビが発生しやすい

・施工費用が高い場合が多い

内断熱

・外壁を厚くせずに断熱効果を得られる

・施工の費用が安い場合が多い

・外断熱より断熱効果は劣る

・結露が発生しやすい

 

外断熱と内断熱の違いは外壁の断熱リフォームに必要な知識となります。あなたの住宅に合ったものを選んでいきましょう。

 

外壁断熱を行う際の3つのポイント

ここまでの内容で、住宅の断熱効果を高めるためのイメージができてきたでしょうか?繰り返しになりますが、外壁だけでリフォームしても必ずしも高い断熱効果を得られるわけではない点には注意をしてください。

 

以下では、外壁断熱を行う際に気を付けるべき3つのポイントを紹介します。

 

カビ対策に換気性能を高めよう

断熱リフォームをする際に気を付けるべきは、カビの発生です。断熱は、住宅の気密性を高めることで実現できますが、一方で気密性のみが高まると室内と室外の温度差が高まり、結露からカビが発生しやすくなるのです。

 

気密性から発生するカビを防ぐには、湿気の逃げ道を作る必要があります。優良なリフォーム業者に依頼するように心がけましょう。

 

中途半端なリフォームはしない

2つ目のポイントは、中途半端なリフォームはしないという点です。記事の中で繰り返し述べたとおり、住宅では様々な場所から熱が侵入し、また逃げていきます。

 

そのため中途半端なリフォームをしても、他の場所から熱が侵入し、逃げていっては十分な断熱効果を得ることができないのです。

 

リフォーム計画は、やっぱり業者さんと相談すべきなのでしょうか?

そうですね、断熱リフォームは住宅の個性に合った計画を立てる必要があります。そのため業者にあなたのご自宅を確認してもらい、その上で予算に合った最適な計画を立てていきましょう。

 

最適な断熱リフォーム方法は業者と相談

最適な断熱リフォームを実現するためには、優良な業者への相談が欠かせません。それぞれの業者に得意とする工法があり、また必要な費用も異なるためです。

 

こうした中で最適な業者を選ぶためには相見積もりが必要となります。

 

相見積もりとは、複数の業者に同様の条件で見積もり依頼をするもので、あがってきた複数の見積りの中から最適なものを選択する手続きです。

 

あなたも複数の業者に見積もり依頼を出し、あなたのご自宅に最も合った断熱リフォームを選びましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?今回の記事では、住宅の断熱リフォームについて紹介しました。

 

住宅の断熱性能を高めて、快適な暮らしを実現するためには外壁リフォームだけにとらわれずに、窓・天井・床も含めて最適なリフォーム方法を見つけていきましょう。

 

今回の記事のポイント
  • ・断熱は、外壁・窓・天井・床から行う
  • ・特に窓と外壁からは熱が逃げやすく、また熱が侵入しやすい
  • ・外断熱は断熱効果が高いが、敷地面積に注意
  • ・あなたのご自宅に合った計画を立てるために、相見積もりで優良業者を見つけよう

 

あなたの住宅に合った断熱リフォームを実現できると、夏も冬も毎日の暮らしが一気に快適になります。

 

この記事の内容を頭に入れて、信頼できる業者を見つけていきましょう!

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