A-LIFE RENOVATION Lab

コラムリフォームの豆知識

2020.06.18

リフォーム、外壁材と工法の種類を網羅!見栄えと機能を両立するコツ

外壁リフォームって悩むね。外壁の種類も多いし…
自宅の外壁を綺麗にリフォームするコツを知りたいね!

外壁リフォームなら任せてください!リフォーム効果、外壁材の種類、大まかな工法、成功のコツすべてについてご紹介します!

 

外壁リフォームは自宅の外観を大きく変えて新築のようにする効果を持ちます。また外壁材は経年劣化により見栄えが悪くなり、対候性や防水性などに影響が出ます。

 

そのため外壁のリフォームは定期的に行わなければなりません。しかし外壁材は種類も多く、実際にどれを使ってリフォームするかは悩ましい問題です。

 

そこで、今回の記事では
  • ・外壁リフォームの効果とメンテナンス頻度
  • ・外壁材の種類と3つの工法
  • ・リフォームを成功させる3つのコツ

 

について紹介いたします。

 

外壁リフォームを上手に行うことで住宅はまさによみがえるのです!外壁リフォームを考えている方は、ぜひともこの記事を参考にしてください。

 

外壁リフォームで住宅を快適に!

それでは早速、「外壁リフォームの効果」について確認していきましょう。効果を知ることで、あなたが目指すべきリフォームの形が見えてきます。

 

住宅の外観を変えて新築気分

外壁リフォームには防音性や断熱性をアップさせる効果もありますが、住宅の外観の印象を大きく変える効果もあります。

 

外壁材一つで、北欧風の住宅・アーリーアメリカタイプの住宅…などを実現することができるのです。

外壁を変えて防音性と断熱性アップ

外壁リフォームは住宅の見栄えを良くするだけではありません。住宅の機能を高めて住み心地をアップさせます。外壁には次のような効果があるためです。

 

外壁の機能
  • ・防水性
  • ・防火性
  • ・断熱性
  • ・遮音性

 

防水性と防火性は安全に直結しますし、断熱性と遮音性は暮らしの快適さにつながります。

 

外壁の寿命は平均すると10年ほどなので、10年が経過すると防水性などの機能は低下していると考えてよいでしょう。つまり10年をめどにリフォームについて検討することで、住宅は高い快適性を維持できるのです。

 

定期メンテナンスで雨漏りなどの被害を防止

先ほど記載したように外壁には防水性や防火性もあります。しかしこれらは一生続く機能ではなく、年月の経過と共に機能が低下していきます。

 

つまりリフォームをせずに長い年月が経つと雨漏り等の危険性も高まります。住宅内部まで浸水せずに外壁の内側に雨水が溜まり続けると、最終的に木材が腐食して修繕に高額な費用がかかります。

 

10年に1度をめどに、定期メンテナンスの意味も兼ねてリフォームを検討していきましょう。

 

リフォームに使われる外壁材の種類

それでは続いて、リフォームに使われる外壁材の種類について紹介していきます。種類ごとの特徴を把握して、あなたの住宅をさらに素敵にする外壁材を選んでみてください。

 

モルタル

はじめに紹介するのは古くから使われている「モルタル」です。モルタルはセメント・砂・水を練り合わせて作る外壁材です。

 

モルタル壁は日本の住宅で主流だった外壁材で、画像のようなものになります。

 

 

モルタルは不燃性の材料で作られているため火に非常に強いところに特徴があります。一方でひび割れに弱いところがあり、モルタルを塗る左官職人の技術力が仕上がりに大きく影響します。

 

タイル

「タイル」は粘度を焼き固めたもので、外壁に貼り付けて使用します。次の画像のようなかたちですね。

 

 

タイル自体は非常に頑丈で、防水性も高く外壁材として優秀です。ただしタイルとタイルの隙間を埋めるコーキングに劣化があるので、タイル外壁の場合はコーキング部分を定期的にメンテナンスしていきましょう。

 

サイディング

「サイディング」は板状の外壁材の呼称で、窯業系・樹脂系・金属系・木材系と材質は様々です。

 

サイディングは工場で生産されるために品質が安定しており、また安価に様々な外観を演出できることから昨今は多くの住宅に用いられています。モルタル壁に代わって、現在の主流となっていると言えます。

 

■サイディングの主な種類

 

このようにサイディングでは、使用する材質を変えることで様々な雰囲気を演出できます。こうした外観の自由度の高さからも昨今はサイディングの外壁材が非常に人気です。

 

ちなみに他にも塩化ビニル樹脂を利用したサイディングもありますが、単色であるため国内ではあまり普及していません。
ALC

最後に紹介する「ALC」は軽量コンクリートの壁です。次の画像のようにスタイリッシュな外観を作るので、デザインマンションなどに人気です。

 

 

ALCは断熱性と耐火性に優れていますが、一方で防水性については仕上げに使われる塗装材に依存します。防水性の高い塗料で仕上げることでデザイン性と機能性を両立できるでしょう。

 

外壁リフォームの3つの工法

ここまでの内容で、外壁材の種類についてイメージができたでしょうか?モルタル・タイル・サイディング・ALCともに日本でよく使われているので、あなたの希望に合ったものを選びましょう。

 

ここでは外壁リフォームの3つの方法について簡単に紹介します。次の画像をご覧ください。

 

 

このように外壁リフォームの方法には3種類があります。どの方法を利用すべきかについては、予算との兼ね合いで選んでみてください。ただし既存の外壁に大きなダメージがある場合は塗り替え工法では対応しきれないケースもあります。

 

費用とリフォーム後の耐用年数のバランスが良いのはカバー工法です。ただし住宅の外壁機能を根本から改善する場合は張り替えをしてしまうのが良いでしょう。

 

外壁リフォームを成功させるコツ

ここまで外壁材の種類・リフォームの方法についてまとめてきました。記事の最後では、外壁リフォームを成功させるコツについて紹介します。

 

外壁材が劣化している4つのサイン

はじめに外壁リフォームがそもそも必要なのかという点と関連して、外壁材が劣化しているサインについて解説します。下記のサインが出ている場合は、外壁リフォームを本格的に検討していきましょう。

 

外壁劣化の4つのサイン
  • ・下地まで届く深いひび割れ、広い範囲のひび割れ
  • ・金属部分のサビ
  • ・水染み跡
  • ・仕上げ材の浮き

 

特に大きなひび割れと水染みの跡には注意してください。外壁材の内部に雨が浸透する状態となり、また浸透している証なので、住宅内部まで浸水被害が及ぶ状態なのです。

 

まずはこうした外壁の劣化サインを見つけられるようにしましょう。それにより適切なタイミングでリフォームに踏み切ることができます。

 

相見積もりをとろう

続いて、実際にリフォームをする際は「相見積もり」が重要です。相見積もりとは、複数の業者に見積もりを出してもらい、その中から最適な業者を見つける工程です。

 

相見積もりをとる場合は、複数の業者に対して同一の条件を伝えて見積もりを出してもらってください。

 

ただし外壁の劣化が深刻な場合は相見積もりをとっている余裕のないケースもあります。その際は迅速な対応をしてくれる業者を積極的に選びましょう。

 

外観と機能性の双方を満足できるリフォームを!

相見積もりをとる際の条件とも関係しますが、外壁リフォームの際は「外観のデザイン性」と「機能性の高さ」を両立するものを目指していきましょう。

 

住宅の密集した場所にご自宅がある場合は、遮音性が高い外壁を選んだ方が毎日の暮らしが快適になります。また寒冷地であれば断熱性の高い外壁を選ぶべきでしょう。

 

あなたの暮らしをより素敵なものにする外壁を探してみてください。

 

まとめ

今回の記事では外壁リフォームについて、外壁材の種類・リフォーム方法の種類を中心に紹介しました。外壁リフォームにおいて目指すべきものがイメージできてきたでしょうか?

 

今回の記事のポイント
  • ・外壁リフォームは防水・防火・断熱・遮音の機能と外観から選ぶ
  • ・サイディング外壁は質感の自由度が高く、コストが低くて人気
  • ・リフォーム方法はカバー工法がコストと耐用年数の面でバランスが良い
  • ・あなたの暮らしをさらに快適にする外壁リフォームを行おう

 

外壁をリフォームするだけで住宅は見栄えの面においても機能面においても大きく変化します。外壁は10年程度で表面の塗装が劣化するので、10年をめどにリフォームを検討していってください。

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